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服を着るのをイヤがる子どもは好みを尊重することで対処できる

「この服着なさい」「早く靴を履いて」といっても、グズグズといつまでも着替えない、靴を履かない。本当にまいってしまいますよね。

特におでかけで時間に間に合わないようなときには、「早くしてー!!」とイライラしてしまいます。

子供に着せる服については、親の理想や好みによって変わりますが、子供にも好みがあるので、受け入れられるものと受け入れられないものがあるのです。

今回は、イヤイヤ期の1歳半~3歳ぐらいまでの幼児が服や靴をなかなか履いてくれない場合の対処方法について紹介します。

どうして子どもは服を着るのがイヤなのか

2歳前後のイヤイヤ期になると、着替えをイヤがる子が増えてきます。

これは、子どもの中に自我が芽生えてきたことによって起こります。

「自分で決めた服を着たい」「親に押し付けられたくない」といった気持ちが強くなるので、とにかく自分の意思以外の「やらされる」ことが大嫌いになります。

体験談:色が嫌だと泣き叫んだ長男

1歳半になったときに新しい夏服を買おうと、赤ちゃん用品店に行きました。セットアップもたくさん販売されている用品店で、かわいい服や色鮮やかな服がたくさん並んでいました。

その中の一つにオレンジ色のTシャツに水色のシャツ、そしてベージュのハーフパンツのセットアップがありました。

一目で気に入って購入し早速翌朝着せて見ることにしました。ところがTシャツを着せようとした段階で泣いて叫んで嫌がったのです。

期限が悪いだけだろうかと思い、時間を置いてもう一度着せようとしましたが結果は同じです。

全く持ってきてくれそうにありませんから、購入したハーフパンツとシャツだけを着せました。

この2枚は気に入ってくれたので、サイズアウトするまでずっと着てくれました。結局何が原因かと言うと、今までオレンジ色の服を着たことはなく、本人は気に入らなかったのです。

大きくなっても赤は着ますし派手な色が好きですが、オレンジだけは選ぼうとしません。
ですから1歳の内から色の好みがはっきりとあったのだと思いました。

2つから1つを選ばせると自分で選ぶように

赤ちゃん用品店にはたくさんの服がありますから、どれにしようか迷ってしまいます。しかしせっかく選んでも着てくれない経験したので知っていますし、デザインにもこだわりがあってポンチョは絶対に着ませんでした。

私が選んでも迷いますし、一度も袖を通さないと言うこともあったので、思い切って自分で選ばせることにしました。

しかし服は赤ちゃんの手が届かないところまで展示されていますから、すべてから1つを選ぶのは大変です。

そこで予算内に合う服を2~3つ私が選んで赤ちゃんの前に出し、そこから好きな服を選んでもらったのです。

私としても着てほしい服ですし、赤ちゃんも自分で選んだ好きな服ですから合致します。

また自分で選んだ服はやはりお気に入りのようで、最後まで着てくれるようになったのです。

自分で選ぶことの満足感

服の候補をいくつか出して自分で選ぶと言うことは、赤ちゃんに満足感を与えたようです。

2人目以降はおさがりが多いので新しい服を買う機会はめったにありませんが、それでもたくさんあるお下がりの中から自分が着たい服を選んでいます。

3人目も同様に自分で選んでいますが、自分で選ぶと自分でお着替えをすると言うことにも積極的になりました。

1歳の秋ごろには一人で着替えるようになり、満足してファッションショーのようなことをすることもありました。

自分で選んだ服を自慢に思い、誰かに見て褒めてほしいと言う気持ちがあったのでしょう。
こうしたファッションに興味を持つのは女の子の方だと思っていましたが、男の子でも満足感を得られれば自慢気に見せに来るのだと分かりました。

自分で選んだことを褒め、よく似合っていると言えばさらに満足感はアップします。以降も数ある服の中から自分で選んで自分で切ると言うことを続け、子供のファッション性も決まっていきました。

大きくなってからも服屋に連れて行くと、自分好みの服を選びます。

そして気に入ったデザインがなければ、買わないと結論付けることもあります。必要に迫られている場合は別ですが、買わないと言う選択肢を持つようになったことにも驚きました。

ママは値段を見て候補を挙げるだけ

子供の服を購入するときは予算がありますから、値段を見ずに選ばれるのも困ります。

大きくなれば自分で服を選ぶようになりますから、値段を見ることは大切なことでした。

多少大きくなれば高いと安いも分かるのでいいのですが、幼稚園に入るぐらいまではそれも分かりません。

ですから洋服屋に行くと、子供たちが服を見るより先に私が動きました。

ポップでいくらというのが分かっていれば、そのエリアを指定して服を選ばせます。

見づらい時は好きそうな色の服を出して見せますし、いくつか候補を挙げて選ばせるようにしています。

子供は買い物カートに乗っているかその場に立っているかですが、ママがどうかと聞けば真剣に服を選ぼうとします。

色が気に入れば後はデザインで選ぶことが多いようですが、自尊心を育てることにもつながっているのかなと思います。

また何でも親が選んでやってあげるより、自分で選んで自分でやることを身に着ける方が、自立心を育てることにもつながると思いました。

昔に比べれば子供服は安くなりましたが、だからこそ購入候補に挙がる服も増えたと言えます。

その中から本当に子供が期待と思える服を選ぶことが、子供にとっても親にとっても大切なことだと思います。

子供はコミュニケーションを取れるようになると自分の好みを様々な形で伝えてきますが、多くは食事の好き嫌いだと思います。

ですが服の色やデザインにも好みがあることを認識しておけば、より円滑なコミュニケーションが取れるのではと思うのです。

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